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外音を大きさで判断するのは二流?音域バランスを聴いて一段上のバンドサウンドに!

 

日常のスタジオやライブ前のリハーサルで一番大事な音作り。

いくら名曲が出来たとしても、表現するバンドの音が良くないとその魅力も充分伝えることが出来ません。

 

では、良い音とは、果たしてどのような音のことを言うのでしょうか?

ジャンルによって、その解釈は様々だと思いますが、今回は「バンド演奏」をする点にフォーカスして深堀りしていこうと思います。

 

良い音とは「音域を各楽器でシェアできている音」

 

こんな会話、スタジオでもリハでもで良く起こっていませんか?

A
ギターの音、ちょっと大きくない?

B
B
いや、ベースが小さいんじゃない

A
いやいや、いつもと変わらない設定だけどな、ギターしか聞こえないんだよな

B
B
いや、おれもいつも通りだよ!

・・・

・・

 

僕も今までいくつもバンドをやってきましたが、この会話はどんなバンドに入ってもあります。

 

確かに、音量のバランスが原因で上記のようなことになることはあります。

ただ、その前に確認する必要があるのは「音域が被っていないかどうか」です。

 

各パートが担う音域

 

主にバンドサウンドが担う音域は以下のように言われています。

 

低音域 (バスドラ ベース ピアノの低音)
20hz~300hz

 

「ドンッドンッ」というような体で体感する低音はこの辺りです。

キーボードでピアノサウンドを使う場合の低音部分もこの音域にあたります。

 

中音域(ギター、ボーカル、キーボードなどの上物)
300hz~1khz  

 

一番耳に残りやすい音域(俗に言う上物)を担うのがこのあたりの音域です。

特にボーカルと楽器の音域ぶつかりは非常に起きやすく、
音域の棲み分けシビアに行わないとお互いを食い合ってしまいます。

 

高音域 (シンバル類)
khz~10khz 

 

金物系はもっとも高音域をになっています、この音域まで上物の楽器が侵入してくると
せっかくの美味しいソロフレーズのはずなのに、どこかしっくり来ない、、、
なんて印象を与えてしまいます。

 

各音域をコントロールするためには

 

「各楽器が担う音域はわかった、じゃあ実際に現場に出て、どのように音域を調整すれば理想の音に近づくの?」
という疑問をもたれる方も多いかと思います。

 

自分はもともと、感覚で音を作るタイプだったので、

 

「キラキラさせたい」

「上から降ってくるようなシンセフレーズ」

 

などの、抽象的な言葉で音作りをしていたので、目指した音ができるまで時間がかかっていました。

 

ただ音域を理解すると、自分の持っている楽器や機材をどのように調整すれば
目指した音が出来るのかがわかり、音作りの時間も短くなり、より理想に近づけられるようになります。

 

そのためにやった2つの方法をご紹介いたします。

 

①ゲネプロを行う

ゲネプロとは、本番同様の機材、環境で行うリハーサルのことです。

 

この方法の一番の利点は、PAさんがついてくれることにより
バンドサウンドにおける過不足点をプロの目線からその場でフィードバックしてくれるのでやりながら改善が行えることです。

 

バンドとしての理想を伝えながら、そのためには各楽器どのようにセッティングを行えばいいのかを試行錯誤していくことで、自分の楽器のことはもちろん、全体として良い音を作り上げていくためにはどうすればいいのかのノウハウが溜まって行きます。

 

②DTMソフトで録音してみる

今ではスマホアプリで一曲作り上げられるくらい制度が上がったDTMソフトを使って
実際に自分の演奏を録音してみて、各音域を調整し、どんな変化が起きるのかを試してみるのもオススメできます。

 

これは、実際に普段僕が使っているDTMソフト「ガレージバンド」で録音したギターフレーズの音域を調整する画面の画像です。

 

波打っている部分が実際に弾いたフレーズの周波数
薄い水色の部分が足し引きしている音域の周波数です。

 

この数値をもとに、各音域の特徴がわかってくると、バンド全体で音作りをする上での説明がぐっと具体的になってきます。

まとめ

いかがでしたか?

音域を理解するの大切さはもちろんですが、担当パート以外の楽器にふれてみたり
いろんなジャンルの音楽を聞くことも同じくらい大切だと筆者は思っているので
良いかも!と思ったことはどんどん試してみて、楽しいバンドライフを過ごしましょう!

 

筆者:TKN