チューナーを使ってのチューニングについて、基本事項だが大切な事をまとめるので、自分が出来ているかどうかチェックしてみよう。
1.チューナーのメーター(針)が中心に合うのがピッキングした直後かどうか
これは「ピッキングの直後にメーターが中心に合うようにあわせる」のか
「ピッキングした直後は若干シャープ(音が高い)が、しばらくすると中心に合うようにあわせる」という2通りに別れると思う。
筆者の考えは「曲を演奏するときって、白玉(音を延ばす)の弾き方ばかりではないじゃん!」という理由で前者をオススメする。
2.チューニング時のピッキングの強さは演奏中と同じ強さにする
これは意外と初心者が陥りやすいのだが、チューニングの時に限って演奏するときより慎重になってしまい、
ピッキングが弱くなってしまう。
これだといざ演奏したときにピッチ(音程)がシャープしてしまうので、普段のピッキングの強さでチューニングしよう。
3.ペグは必ずシャープする(音程が上がる)方向に回して合わせよう
このタイトルだけでは分かりにくいので補足すると、例えばちょっとシャープしたチューニングになった場合、
音程を下げる方向にペグを回して合わせると、その後の演奏で必ずチューニングが下がってしまう。
これはペグの構造によるもので、特にチョーキングをした時にチューニングが下がってしまう。
これを防止するために、シャープしてしまった場合は一度ペグを180°ぐらい回してチューニングを下げて、
本来の音程に合わせよう。(城石)