曲と合わせて練習するときのポイント
好きな曲をギターで弾けるように練習して、CDなどを再生しながらそれに合わせて練習することは多いと思います。
この練習では、実は「曲のギターを聴きながら合わせて練習している」という感覚に知らぬ間になっている場合がほとんどなのです。
そこで、曲と合わせて演奏するときは、自分の楽器以外の音を中心に聴きながら演奏すると、リズム感や自分の演奏の精度が高くなります。
ガイドとなるギターが聴こえると脳内で「自分は弾けている」と勘違いしてしまうのを防ぐ効果があります。
スタジオでのバンドリハーサルで考えてみると、自分のパートがギターだとしたら、ガイドになってくれるパートは聴こえてこないわけで、日頃のひとりでの練習の段階からそういった状況に慣れておくとバンドアンサンブルでもそこまでギャップを感じずに演奏することができるようになります。
(城石)