ライブをするにあたって会場でリハーサルするのは、ライブを成功させるには必要不可欠である。
しかしリハーサルは各バンドに持ち時間が決まっており、その中でやらないといけない。
しかもリハーサルの進め方ってあまり教えてもらうことじゃないので、毎回リハーサルごとに進め方が違ってしまう…ということも最初は良くあると思う。
今回はおおまかにポイントを教えていこう。
1.まず自分達のリハーサル開始前に、リハーサルがスムーズに進むように機材を準備したり、チューニングしておこう。
1つ1つの作業にはあまり時間がかからないものの、その積み重ねでリハーサル時間が短くなってしまうので、準備できることはあらかじめ済ませておこう。
2.ステージでセッティング時に、自分のセッティングが終わったら無駄に音を出すのはやめよう。
ライブなのでテンションが上がっていたりするはずだが、ライブ会場の進行の妨げになる場合がほとんどなので、空気を読むことが大事(笑)
もしセッティングがうまくいかない場合は、素直にスタッフさんや他の出演者などに相談したほうがすぐに解決して時間短縮につながることもある。
3.自分達の演奏が聴こえるようにモニター(返し)のバランスチェックを行う。
いよいよリハーサルが始まった!という雰囲気になるのだが、今までの注意点は全て「少しでもリハーサルの演奏時間を多く作る」ことにあるのだ。
いきなり全力でパフォーマンスしたくなるかもしれないが、まずは自分の近くのモニターのバランスを聴いて、少しでも本番で演奏しやすいようにPAスタッフさんにオーダーしよう。
立ち位置や会場の音の広がり方によって異なるものの、まずはリズムが分かるようにドラムを返してもらい、自分が歌う場合は自分の声、それから他パートで聴こえてほしい音を返してもらう。
会場の大きさによっては立ち位置によって照明の角度を変えてもらう場合もあるので、リハーサルの演奏中に確認してみよう。
リハーサルの進め方によって、その出演者が経験を積んでいるかどうかがすぐに見分けられるので、先輩
ミュージシャンのリハーサルを観て参考にしてみよう!
(城石)
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