プロミュージシャンによるギター、ベース、ドラムレッスン

フィンガリングを安定させるトレーニング

time 2016/11/11

こんにちは!

今回も動画をご覧頂いているユーザー様より質問を頂いたので、アンサー動画となります。

但し、前回もそうですが、今回の内容も普段の練習に取り入れる事で、
練習のバリエーションが増えて、効果も中々のものなので、みなさんも是非トライしてみてください。

というわけで、今回の質問は以下です。
※掲載に許可を頂いていないので、差出人名様は仮名、
本文は内容が変わらない程度に文体を変更している点、ご了承くださいませ。


差出人:T.C様(仮名)

【本文】
いつも動画楽しみにしています。
この動画に出会えてギターを弾く事が、とても楽しくなりました。

現在、ハンマリングとプリングオフを練習しています。
しかし、右手がつられてしまいます。
右手がつられないような練習方法等ありますか?

動画内でも説明していますが、ここの解説テキストではポイントをより明確にしてみましょう。

【症状】

まず、ハンマリングとプリングで右手がつられる。

これは、本来フィンガリングのみで音を出さなければいけないはずが、
右手と左手の分離運動が慣れていないために、勢い余ってピッキングしてしまう。

といった現象です。

【原因】

ギターを弾く、という行為は普段の生活の中ではまず無い動作です。
普段やらない動作なので勿論動きません。
意識して動かしてもその運動になれていないので、思った様に動いてくれません。

弦を押さえる動作やピックを握る事に対して、まだまだ違和感がある時期なので、
さらにそれに加えて特殊な奏法となるとてんやわんやです。

というのが原因です。

【処方箋】

左手(フィンガリング)を鍛えましょう!
右手と左手のどちらが難しいのか。

これは、ギターにとって永遠のテーマで究極的な結論は「両方むつかしい」です。
しかし、これは段階によってかわってきます。

ギターをもってすぐの頃は「左手」を難しく感じ、
ある程度弾ける様になると「右手」を難しく感じます。
そして、そこそこ弾ける様になると両手の連携を難しく感じます。
なので、段階に応じてその時期時々に必要な要素を順番に鍛えて行けば良いのです。

というわけで。
スポーツはある程度の筋肉が無ければボールは飛ばないし速くも走れません。
ギターも同じで、指の力。
押さえる力ではなく、自由に動かす力。
これが無いと指はスムーズに動きません。

ハンマリングやプリングは基礎的なテクニックではありますが、
その使用頻度はギターを弾く上で一生付いて回る左手のスムーズの極みのテクニックでもあります。
だからこそ、初心者の時期にある程度しっかりと動かす筋肉をつける必要があります。

というのが今回の動画のテーマです。

この練習はかなり腕の筋肉が「ピキピキ」と悲鳴をあげます。
なので、やり過ぎは禁物です。

弾く筋肉が必要だと言っても、ネックを握りつぶしたり、
弦を弾きちぎる様なまるでゴリラの様な筋力は必要ありません。
自分の意識した通りに指を自由に動かせる最低限の筋力です。

ですので、毎日ギターを弾く前に人差し指〜小指までをワンセット。
これを練習メニューに組み込んでください。
弾く筋肉がつき、自由に指を動かせるようになり、
左手が安定してくると自然と右手がつられなくなってきます。

私も初心者の頃は毎日この練習をしていました。
効果は自分で立証済みなので、是非取り入れてみてください。

なんども言いますが、やり過ぎは筋や筋肉をいためるので禁物ですよ!

 

 

監修・演奏
Kamoneginji Studios [ぎんじねこ -ginjineko- Official]
http://www.kamoneginji.com/studio/

 

 

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ギターソロ動画

ベースフレーズ塾-初級