第2回「速弾きで基礎トレ!!オルタネイト・ピッキング編その2 『ヴァイオリンフォーム』(左手も練習!)」

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【Ex.2】1弦上6音パターンで楽な左手『ヴァイオリンフォーム』の練習!

Ex.2では左手のフォームを探っていきます。
目標は、「力まずに楽」で「素早く動かせる」フォーム。
です。

フレーズの方はTAB譜で確認してもらうということにして
左手の最適なフォームの探し方を詳細に解説していきます。
文字だけですと理解しづらい部分があると思いますので
是非動画も合わせて見ながら参考にしてしてみてください。

TAB譜はコチラ
3stage_2_tab

 

・ポジションA(1弦7,5,4f)
 Ex.2-1A 手のひらを真上(天井の方向)へ向けて(爪の先も上を向いている)
      1弦の7fに小指、6fに薬指、5fに中指、4fに人指し指の順番で指を置く
   ↓
 Ex.2-2A 弦を押さえたままクルンクルン運動の要領で肘から先を少しづつ内側へ回していく(少し回内させる)
   ↓
 Ex.2-3A 使わない薬指の力を抜いてちょっとだけ弦から離す
      (この時爪の先がややブリッジの方向を向いている、手のひらはネックにくっついていて良い)

まずは初めのポジションAになります、指を置く順番、手のひらの方向、爪の先の方向を気にしながら楽なフォームを探っていって下さい。
このようにして出来上がるフォームを筆者はヴァイオリニストのフォームに近いことから『ヴァイオリンフォーム』と呼んでいます。

《また読まなくてもいい解説》
『ヴァイオリンフォームの特徴』

・爪の先がややブリッジ方向を向いている
・人差し指の付け根の関節が少し後ろに倒れている
・人指し指の側面がネックに触れている
・指同士の隙間の間隔が非常に小さい
・指を楽に動かすことができる
・遠く離れたフレットへも楽に指を届かせることができる
・ギターでは高音弦側を弾くときに特に有効

《また読まなくてもいい解説おしまい》

・ポジションB(1弦8,7,5f)
 Ex.2-1B 手のひらを真上(天井の方向)へ向けて(爪の先も上を向いている)
      1弦の8fに薬指、7fに中指、6f人指し指の順番で指を置く
   ↓
 Ex.2-2B 弦を押さえたままクルンクルン運動の要領で肘から先を少しづつ内側へ回していく(少し回内させる)
   ↓
 Ex.2-3B 人差し指を付け根から少しだけ後ろへ倒して5フレットへ移動させる
      (この時爪の先がややブリッジの方向を向いている、手のひらはネックにくっついていて良い)

・ポジションC(1弦10,8,7f)
 Ex.2-1C 手のひらを真上(天井の方向)へ向けて(爪の先も上を向いている)
      1弦の10fに小指、9fに薬指、8fに中指、7fに人指し指の順番で指を置く
   ↓
 Ex.2-2C ポジションAと同じ
   ↓
 Ex.2-3C ポジションAと同じ

ポジションD(1弦12,10,8f)
 Ex.2-1D 手のひらを真上(天井の方向)へ向けて(爪の先も上を向いている)
      1弦の12fに小指、11fに薬指、10fに中指、9fに人指し指の順番で指を置く
   ↓
 Ex.2-2D 弦を押さえたままクルンクルン運動の要領で肘から先を少しづつ内側へ回していく(少し回内させる)
   ↓
 Ex.2-3D 使わない薬指の力を抜いてちょっとだけ弦から離す、
      人差し指を付け根から少しだけ後ろへ倒して8フレットへ移動させる。
      (この時爪の先がややブリッジの方向を向いている、手のひらはネックにくっついていて良い)

・ポジションE(1弦13,12,10f)
 Ex.2-1E 手のひらを真上(天井の方向)へ向けて(爪の先も上を向いている)
      1弦の13fに薬指、12fに中指、11fに人指し指の順番で指を置く
   ↓
 Ex.2-2E 弦を押さえたままクルンクルン運動の要領で肘から先を少しづつ内側へ回していく(少し回内させる)
   ↓
 Ex.2-3E 人差し指を付け根から少しだけ後ろへ倒して10フレットへ移動させる。
      (この時爪の先がややブリッジの方向を向いている、手のひらはネックにくっついていて良い)

 

【Ex.3】ハードロック頻出4音パターンで速弾き!!!

最後は`ヴァイオリンフォーム`と`クルンクルン運動のピッキング`
両方合わせて練習していきましよう。
前回の講座と同じく初めはゆーーーっくりのテンポから練習していって下さい。

以上で講座第2回目はおしまいになります。
今回は高音弦を弾く時の左手のフォーム`ヴァイオリンフォーム`について
第1回の`クルンクルン運動`と絡ませて解説しました。

`ヴァイオリンフォーム`を意識して再び第1回講座のフレーズを練習しても良い練習になりますし、
【Ex.1】の`クルンクルン運動`の練習は、右手でも練習するとピッキングの上達にも繋がり
第1回講座のフレーズをより上手く弾けるようになると思いますので、是非第1回講座とも絡めて練習されてみて下さい!

第二回講座一言まとめ

左手をくるっとまわして`ヴァイオリンフォーム`で快適にフィンガリング!!!

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筆者
樋口征宏
Twitter
https://twitter.com/higuemon

 

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